香港No.1ヒット(広東語映画動員数※2024年9月現在)を記録し、アカデミー賞®外国語映画賞香港代表にも選ばれた『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』より、今や伝説となった九龍城砦の内部を散策しているような没入感を味わえる九龍城砦シティツアー映像が解禁された。
1993年から94年にかけて取り壊され、もはやその様子を窺い知ることができない九龍城砦。しかし、本作ではその圧倒的な存在感をスクリーン上で蘇らせるため、日本円で約10億円を投じた巨大なセットが、細部に至るまで徹底的に作り込まれている。そして、ツアーの案内役を務めるのは、黒社会に追われ九龍城砦へと迷い込んできた陳洛軍(チャン・ロッグワン)と友情を育んでいくこととなる、本作屈指の魅力を持つキャラクターにして、城砦福祉委員会副会長の信一(ソンヤッ)だ。映像では、城砦ツアーの企画を知らされていなかった様子の信一。最初はカメラに悪態をつき「何だよ、お前ら誰なんだ。うちの住人を撮るつもりか!?」と福祉委員会副会長として噛みついてくるが、「待ってろ!」と一度フェードアウトしたかと思うと、次の瞬間にはサングラスをバッチリかけ、「城砦福祉委員会副会長の信一(ソンヤッ)だ、案内する」と、ノリノリでガイドをスタートさせる。
信一が最初に紹介するのは、混沌と秩序の象徴とも言える“電線”だ。盗電が重ねられた結果、1本の電線が城砦中に電力を届ける仕組みを説明しながら、「人情こそがルールだからな」と語り、城砦ならではの生活哲学を垣間見せる。住人たちはテレビが大好きで、皆で集まって笑い合いながら鑑賞するのが定番スタイル。その際に欠かせない飲み物や食べ物は「陳峰商店」が頼りになる。子供たちが放課後におやつを買いに訪れるこの商店では、信一のお気に入りであるオレンジ風味のソフトドリンク「緑寶(ロッボウ)」が人気だ。その爽やかな味わいは、城砦の日常に癒しを添えている。
さらに、城砦内の汚れた靴を磨いたり修理してくれる靴屋も登場する。決して清潔とは言えない環境の中で、住民たちの足元を支える存在だ。九龍城砦はまるでひとつの小さな世界のようで、日常に必要なものがすべて揃っている。城砦名物の叉焼飯の叉焼が焼き上がる窯焼き工場、子どもたちが夢中になるおもちゃなどを作る射出成形工場など、住民の生活を彩る場所が次々と紹介される。さらに、生活に欠かせない公共の水道も登場し、大勢の住人が列を作り順番を待つ様子が描かれる。そこには城砦ならではの人々の絆が垣間見える。
ツアーのクライマックスでは、信一のボスであり、城砦の伝説的リーダーである龍捲風(ロンギュンフォン)の床屋に到着。信一の日々の仕事は家賃の徴収、住人たちのサポート、帳簿付けなど多岐にわたるが、彼の個性的なパーマはこの龍捲風の腕によるものだという。信一と龍捲風の信頼関係が垣間見える場面だ。
最後に九龍城砦取り壊しの際に持ち出すものについて聞かれると、タバコを指し「城砦のにおいも消えてしまう、それが人生だ。写真を撮ってくれ」と少し感傷に浸った様子でロマンチストな一面を覗かせ、少しノスタルジックで信一の城砦への想いが伝わる写真で締めくくられた。ぜひ、映画館の大きなスクリーンで、彼らの友情と、九龍城砦での人々の暮らし、そして血湧き肉躍る最高のアクションをお見逃しなく!!
■『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』信一城砦ツアー映像!
また、本作の大ヒットを記念して、3週目からの入場特典“未来を担う4人”ポストカードの配布が決定した。
陳洛軍、信一、十二少、四仔の4連のポストカードで切り離して使用することができる。1月31日(金)より全国の『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』上映劇場にて鑑賞者に配布される。無くなり次第終了となるので、是非早めにゲットしに行こう!
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